腹腔鏡手術について
『腹腔鏡手術』とは?
・腹腔鏡手術は、すでに人間が受ける手術では当たり前の痛みを大幅に減らせる安全な手術法です。
・お腹の2、3ヶ所から約5~10mmの内視鏡を挿入し、テレビモニターの映像を見ながら行う新しい手術です。
・一般的な開腹手術による不妊手術では5~10cm程お腹を切らなくてはいけませんが、腹腔鏡手術では2、3ヶ所・1cm前後のとても小さな傷で行います。
・腹腔鏡手術は人間の手術ではすでに標準的に行われており、動物病院でも腹腔鏡手術を行える病院が増えています。安全な手術方法が確立されているため、手術ミスの危険は少ないと言えます。
・大きなモニターで拡大しながら手術を行っていくので、目視では気付けない以上も見つけやすく、一般的な開腹手術よりも確実で安全な処置が行えます。
『不妊手術』に不安はありませんか?
健康なのに手術をするのは怖い...手術ってお腹切るから痛いんでしょ?
5.日帰り可能
従来の開腹手術は、通常1日入院し回復までに2~3日を要します。しかし、腹腔鏡手術では日帰りが可能で、麻酔からの目覚めが悪く慎重に様子を見たい場合でも1日の入院で済みます。
入院させるのはかわいそう...
その悩み『腹腔鏡手術』で解決できます!
手術でお腹を大きく開けるのは不安... 手術後の姿を見るのがツラくて手術を踏み切れない... あなたもそう思っていませんか? そんな飼い主さんに安心して手術に踏み切ってもらいたい、 その気持ちから当院は腹腔鏡手術を導入致しました。 不妊去勢をするかは、犬と猫の一生に関わる大事な決断です。 受けさせてあげるのが我が子のためと分かってはいるけど... 今は健康だし手術して痛がる姿は見たくない... そう思っているあなたへ 痛みを最小限に抑えた不妊去勢手術をご提案します! | ![]() |
腹腔鏡手術5つのメリット
1.痛みが最小限
腹腔鏡手術では、臓器に直接触れたり臓器を持ち上げたり引っ張ることがないため、開腹手術と比べるとその痛みはとても小さく抑えられます。
2.傷の大きさが半分以下
開腹手術では5~10㎝と大きくメスを入れますが、腹腔鏡手術では0.5~1㎝前後のメスを2、3ヵ所入れるだけです。
3.手術が安全
カメラをお腹の中に入れて手術を行うため、手術している場所を大きなテレビモニターで見ることができ小さな以上も見逃しません。
2.傷の大きさが半分以下
開腹手術では5~10㎝と大きくメスを入れますが、腹腔鏡手術では0.5~1㎝前後のメスを2、3ヵ所入れるだけです。
3.手術が安全
カメラをお腹の中に入れて手術を行うため、手術している場所を大きなテレビモニターで見ることができ小さな以上も見逃しません。
腹腔鏡手術は人・動物ともに手術方法が確立されています。腹腔鏡手術のトレーニングを受けた獣医師が執刀します。
4.退院後のトラブル減
開腹手術と違い、内臓が空気に触れにくく乾燥が最小限で、体温低下も起こしにくいことから胃腸の機能回復も早いうえ、癒着・イレウス等のリスクが低いとされています。
開腹手術と違い、内臓が空気に触れにくく乾燥が最小限で、体温低下も起こしにくいことから胃腸の機能回復も早いうえ、癒着・イレウス等のリスクが低いとされています。
5.日帰り可能
従来の開腹手術は、通常1日入院し回復までに2~3日を要します。しかし、腹腔鏡手術では日帰りが可能で、麻酔からの目覚めが悪く慎重に様子を見たい場合でも1日の入院で済みます。
腹腔鏡手術のデメリット
1.執刀医のトレーニングが必要
画面を見ながら鉗子を操作するため、手の感触が得られず、遠近感がつかみにくく、止血への対処も難しいとされています。また、手術時間も長くなる傾向があります。したがって腹腔鏡手術が適さないケースもあります。(※)
2.高額な機器が必要
硬性鏡、ビデオカメラ装置、光源装置、気腹装置など特別な機器が必要です。
そのため、通常の開腹手術にくらべてやや費用が高額になることがあります。
※手術方法(腹腔鏡手術or開腹手術)の選択は、動物にとって最良の方法を提案させていただきます。
当院では、「動物たちにやさしい治療をさせてあげたい」と考え、「こいぬの教室」、「キャットフレンドリークリニック認定」、「歯科治療」に力を入れてまいりました。今回それらに加え「腹腔鏡手術」を導入することでさらに「動物に優しい」治療につながると確信しております。
不妊手術等で少しでも不安に思われる方は是非ご連絡いただければと思います。
いつでもお待ちしています。まずは私たちにご相談ください!
院長 近藤隆太